<会長挨拶>

 今年は、桜が満開となる前に夏日になったり、真冬のような寒さになったり、寒暖の差が20度もある激しい春の訪れとなり、花見の時期もみなさん苦労されたことと思います。昨年は、大谷フィーバーで盛り上がった1年でしたが、今年も、野球・サッカー・バスケットボール・バレーボールなど世界で活躍するプレーヤーを応援したいと思います。

 日本の経済は春が訪れたでしょうか?アメリカ大統領にトランプ氏が就任し、ロシアによるウクライナ侵攻も話し合いによる和解が進むかと期待されましたが、さほど効果なく、中東の紛争も勢いはまだまだおさまりません。世界情勢が不安定な中、トランプ大統領は世界の国々に追加関税を課し、世界経済は大混乱となっております。日本国内でも、株価下落や災害・温暖化等の影響を受け、経済・農作物等、いたるところに影響があり、インフレがまだまだ進むと懸念されます。

 我々の職場である首都圏の現場では、状況はいかがでしょうか?人手不足・品物の納期遅延・災害などといったことから工程の遅延が多数みられるようになりました。今までのように、現場から出された工程表を見るだけでなく、日頃から現場をよく観察し、工程表と現物を比較し、作業の予定をたてないと、無駄な人工を消費することとなるので、特に注視してもらいたいと思っております。

 「働き方改革関連法」が昨年4月から建設業にも施工されましたが、作業員不足による労務費の高騰・関連資材の高騰・就業時間の制限など、問題は山積みですが、「適正価格」と「適正工期」による受注を推進し、共に協力し合い、この難局を乗り切っていこうとおもいますので、今後とも、御理解、御協力の程、よろしくお願いいたします。

令和7年5月29日(木)

関東ダクト工業会
会 長 桑原 信人