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平成 30 年度 基本方針と活動目標

(平成 30 年 4 月 1 日~平成 31 年 3 月 31 日)

1.基本方針

関東ダクト工業会の目標は、「ダクト技術の向上、協力一致の趣旨に沿い、常に会員相互間の親睦と意思の疎通を図る。社会的信用の向上に努め、共存共栄の実を挙げる。風を通じて社会に貢献し、人々の快適な生活作りに協力していく事」です。

 2018年以降ダクト業界は活況になります。福利厚生費の負担増、職人不足、搬入車輌の不足・材料費の高騰など多大な問題がありますが、将来をつかむため30年度は「適正価格」を基本方針に掲げ適正価格は勿論、利益を確保し、健全なる経営で明るい未来のある業界にしていきたいと思います。

「適正価格」の基本方針の意義を御理解頂き、当会の事業活動に御協力を御願い申し上げます。

2.活動目標

  事業活動を進めるに当たり、今年度の基本方針である「ダクト技術の向上」「一致協力」「適正価格」を受けて、以下の4つの活動目標をきめました。それぞれの委員会は活動目標を念頭に事業を進めるだけでなく、常に他の委員会と連携を取りながら横断的な活動を期待しています。

  1. 業界発信

     建築設備業界の主要専門業種として、様々な発信を行って来ました。
    存在感を維持する為に、そして認知を高めるには、常に市場や顧客会社に対して情報を発信していく事が大切であります。
     技能レベルランク・登録ダクト基幹技能者等に代表される、全国ダクト工業団体連合会の事業活動にも積極的に協力していき、ダクト業会の認知を高める為に発信し続けましょう。

  2. 全員参加

     親睦を目的を掲げている工業会です。大前提である「全員参加」を徹底し、特に情報交換会の開催を通して、より多くの情報の展開を図っていきます。そのための様々な活動を展開し、関東ダクト工業会・賛助会員の一致協力により強い結束に繋げていきたいと思います。

  3. 業種資格の推進と技術の伝承を計る

     ダクト技能者の唯一国家検定資格である「建築板金〔ダクト板金作業〕技能士」の取得をさらに推進し、また試験内容や実施についても、さらには業種分離や認定等全国ダクト工業団体連合会と連携しながら進め、技能の伝承を図っていきましょう。多くの国家検定者を出し、業界の技能技術のレベルアップも計って行く事も大切です。

  4. 価格・仕様

     人件費(福利厚生費)・運搬費・材料費の高騰により、基本方針に掲げた「適正価格」は勿論、利益を確保し、健全なる経営で明るい未来のある業界にしていきたいと思います。製品仕様・施工要領等に業界として力を入れていきましょう。又、国土交通省の共通仕様書、JIS等の改訂作業については全国ダクト工業団体連合会と連携して進めたい。